越中國立山 布橋灌頂会

ここ立山町にお嫁に来て、そういう古くからの言い伝えや行事があることは聞いていたけれど、まさか親子揃って体験できるなんて夢にも思っていませんでした。学校から児童参加のお知らせを持ち帰ってきたことがきっかけで、参加したい!と即答した娘と、私たち夫婦も3年に1度の貴重な機会に芦峅寺地区のみなさんが総出で準備されている行事を見てみたいし、せっかくなら参加させていただこうという気持ちで楽しみにしていました。

天候にも恵まれて、秋空の下、とても気持ちがよかったです。見物客もたくさんでした。

白装束を着用しなくても、男性でも、「一般橋渡り体験」ができます。この部に娘たち立山小学校の希望児童たちも参加。えごまと赤紫蘇のおむすびで軽く腹ごなしをして、さぁ、いよいよ白い目隠し着用。

白っぽくぼんやりした写真はカメラのレンズに白布を当てて撮影しました。実際、目隠ししたらこんな景色です。橋を渡り始めてちょうど真ん中くらい、太陽の日が差し込み綺麗で荘厳な雰囲気に感動。橋を渡ったあと広場に着いて目隠しを外すと、すばらしくすっきりと晴れ渡った青空に再び感動。朝からずっと青空だったのに、布橋を渡り終えると一段と自然の色が眩しく見えました。「閻魔堂」や「芦峅雄山神社」も散策し、名物「つぼ煮」を食べて、帰り道は「サンダーバード」に立ち寄り手づくりサンドイッチと店主おすすめのソフトクリームを買って帰りました。娘はスクールバスを希望して学校の先生方に引率していただいたので、主人と私とデートでした。